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2025 特別区Ⅰ類(事務) マクロ経済学 No.29

 次のⅠ図及びⅡ図は、2つの異なるモデルについて縦軸に物価を、横軸に国民所得をとり、総需要曲線ADと総供給曲線ASを描いたものであるが、それぞれの図の説明として、妥当なのはどれか。

  1. Ⅰ図、Ⅱ図ともに、総需要曲線ADは労働市場と貨幣市場が同時均衡する国民所得と物価の組合せを示していて、物価の下落により国民所得が増大し、右下がりの曲線となる。
  2. Ⅰ図は、古典派モデルにおける総需要曲線ADと総供給曲線ASを描いており、このモデルでは労働者の名目賃金率を引き上げると、総供給曲線ASが上 にシフトして、物価は上昇し、国民所得は減少する。
  3. Ⅰ図において、財政政策により政府が支出を増大させると、総需要曲線ADが右へシフトして、国民所得は増大し、物価は上昇する。
  4. Ⅱ図は、労働市場に摩擦的失業と非自発的失業が存在し、自発的失業が存在していないため、総供給曲線ASが垂直となっている。
  5. Ⅱ図において、金融緩和策により貨幣供給量を増加させると、総需要曲線ADが左へシフトするが、国民所得は変化しない。

 

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正答 3

  1. 誤り。ADは財市場と貨幣市場が同時に均衡する物価と国民所得の組み合わせである。
  2. 誤り。Ⅰ図はケインズモデルを前提としたAD―AS分析である。名目賃金(最低名目賃金)を引き上げると、労働市場で雇用量が減少し産出量が減るのでASは左(上)にシフトする。
  3. 正しい。
  4. 誤り。Ⅱ図は古典派の労働市場を前提としており、経済は完全雇用となる。したがって、非自発的失業者は存在しない。
  5. 誤り。貨幣供給量を増加させるとADは右へシフトする。
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公務員試験過去問研究
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