現代経済の仕組みに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 家計において,所得から租税を除いた残りは消費支出となるが,所得が増えると累進課税制度 によって租税も増えることとなり,これを資産効果という。
- 利潤は,一般に,売上げから原材料費や人件費などの費用を差し引いたものであり,企業は, 利潤をできる限り大きくすることを主な目的としている。
- 市場経済では,家計や企業の自由競争を保障するため,政府は,経済活動の調整を行わない代 わりに,これらに対して租税を課し,国債などの公共財を供給する。
- 景気循環は,好況・後退・不況・回復の四つの局面が現れることをいい,回復をインフレー ションといい,後退をデフレーションという。
- 国内総生産(GDP)から海外からの純所得を差し引いたものが,国民所得(NI)であり,NI は 家計・企業・政府の三つの面から捉えることができる。

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正答 2
- 誤り。所得から租税を引いた残りは、消費と貯蓄である。また、資産効果ではなく、ビルトインスタビライザー効果である。
- 正しい。
- 誤り。いわゆる市場の失敗のある分野においては政府は調整を行う。また、国債は公共財ではない。
- 誤り。好況がインフレーション、不況がデフレーションである。
- 誤り。GNIから固定資本減耗を引き、純間接税を引いたものが、NIである。NIは雇用者所得、混合所得、営業余剰、海外からの純要素所得受け取りを加えたものである。三つの面からとらえるのは、三面等価であり、GDPを生産、分配、支出の各面からとらえることをいう。