国際紛争等に関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 1990 年代,旧ユーゴスラビアでは,ロシアへの編入をめぐり民族間の紛争が勃発した。その後,住民投票の結果,コソボの一部がロシアに編入されることとなった。
- 第二次世界大戦後,インドとパキスタンは,両国の間に位置するカシミール地方の帰属をめぐって対立し,数度の戦争を起こしている。
- 2000 年代初頭にタイで起きた民主化要求のデモは,東南アジアの周辺諸国に広がり,アラブの春と呼ばれる一連の政治変革を引き起こした。
- エルサレムは,キリスト教,イスラム教,仏教の聖地とされ,帰属をめぐって宗教間で紛争が頻発し,実効支配している仏教徒に対するテロなどが問題となっている。
- 紛争に伴って発生した難民の保護を目的として,各地で医療活動を行うアムネスティ・インターナショナルが国連に設置されており,その事務局長を緒方貞子氏が務めている。
正答 2