16~18 世紀のヨーロッパに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- スペインは,レパントの海戦で英国に勝利すると,東インド会社を設立し,東南アジアの貿易を独占した。また,江戸幕府とも長崎で貿易を行っていた。
- 英国では,市民がバスティーユ牢獄を襲撃したことからピューリタン革命が起き,この革命によって,マリ=アントワネットを女王とした共和政が樹立された。
- スペインの支配下にあったオランダは,フェリペ2 世が名誉革命を起こし,独立に成功した。オランダの首都マドリードは,ヨーロッパの経済活動の中心地として発展した。
- フランスでは,太陽王と呼ばれたルイ14 世の時代に統治制度が整備され,絶対王政と呼ばれる体制が築かれた。また,この時代にヴェルサイユ宮殿が造られた。
- プロイセンは,ロシアからの独立のため,「代表なくして課税なし」と主張して三十年戦争を起こし,ウェストファリア条約により独立に成功した。
模擬面接、面接カード対策も万全、刑務官試験に向け充実のサポート体制。資料請求!
正答 4
1 誤り。アルマダの海戦で、英国がスペインの無敵艦隊を破った。
2 誤り。フランスで、市民がバスティーユ監獄を襲撃しフランス革命が起こった。マリー・アントワネットは、処刑された。
3 誤り。フェリペ2世はスペインの国王である。名誉革命はイギリスの事件であり、マドリードはスペインの首都である。
4 正しい。
5 誤り。「代表なくして課税なし」はアメリカ独立戦争のスローガンである。また、プロイセンがロシアからの独立戦争をしたという事実はない。