世界の植生やバイオーム(生物群系)に関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 植生は,地域の環境により特徴的な相観を示し,相観によって森林や草原などに分けられる。森林は,降水量が年間を通じて一定の地域のみに発達し,地球の陸地の約7 割の面積を占める。
- バイオームの分布は,その地域の気候,特に日照時間や日較差と密接な関係があるが,同様の気象条件でも遠く離れた地域では,それぞれの地域に生息する哺乳類の影響を受けやすい。
- 年平均気温が-5 ℃ 以下の寒帯ではイネ科草本を主とし,アカシア等の樹木が散在するツンドラが発達している。この地帯には,ホッキョクグマやバイソンなどの哺乳類が生息している。
- 砂漠は,一年中気温が高く,降水量が少ないため,植物がほとんど育たない。また,熱帯の砂漠には昼行性のラクダが優占する生態系がつくられているため,夜行性の動物は極端に少ない。
- 沖縄を含む南西諸島には,亜熱帯多雨林が分布している。この地域では,木生シダであるヘゴや,ガジュマル,マングローブ林がみられる。
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正答 5