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2021 国家公務員 中途採用(氷河期枠) No.15

AとBは,将棋を1 回,囲碁を2 回の合計3 回対戦した。将棋ではAがBに勝つ確率は、\(\frac{1}{10}\)で、負ける確率が\(\frac{9}{10}\)、囲碁ではAがBに勝つ確率は\(\frac{3}{4}\)で、負ける確率が\(\frac{1}{4}\)である。
 このとき、AがBに対して2勝以上する確率はいくらか。

1 \(\frac{2}{5}\)

2 \(\frac{4}{9}\)

3 \(\frac{1}{2}\)

4 \(\frac{3}{5}\)

5 \(\frac{2}{3}\)

 畑中敦子の初級ザ・ベストNEO 数的推理/資料解釈 |高卒程度・社会人向け

正答 4

AがBに対して、全部勝つ場合を考えると、その場合の確率は
\(\frac{1}{10}× \frac{3}{4}×\frac{3}{4}= \frac{9}{160}\)

次にAが将棋で勝ち、囲碁の2試合のどちらかに勝つ場合を考える。
\(\frac{1}{10}×\frac{3}{4}×\frac{1}{4}=\frac{3}{160}\)
囲碁は2回目で勝つ場合と、3回目で勝つ場合の2通りあるので
\(\frac{3}{160}×2=\frac{3}{80}\)

Aが、将棋では負け、囲碁で2回勝つ場合の確率は
\(\frac{9}{10}×\frac{3}{4}×\frac{3}{4}=\frac{81}{160}\)

すべて足すと
\(\frac{9}{160}+\frac{3}{80}+\frac{81}{160}=\frac{96}{160}=\frac{3}{5}\)

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公務員試験過去問研究
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