1 円, 5 円,10 円の硬貨が合わせて12 枚ある。これをAとBの2 人に6 枚ずつ配ったところ, 2 人の金額の差は11 円となった。Aに配られた1 円硬貨が3 枚であることが分かっているとき,最初にあった5 円硬貨の枚数は何枚か。
1. 2 枚
2. 3 枚
3. 4 枚
4. 5 枚
5. 6 枚
畑中敦子の初級ザ・ベストNEO 判断推理 |高卒程度・社会人向け
正答 3
Aに配られた1円硬貨が3枚であることより、残りの3枚は5円、10円のいずれかである。
従ってAに配られた5円硬貨、10円硬貨の枚数として考えらえる可能性としては
5円 10円 1円 合計金額 Bの金額としてあり得るもの
3 0 3 18円 7円、29円
2 1 3 23円 12円、34円
1 2 3 28円 17円、39円
0 3 3 33円 44円、22円
Bが7円:不可
Bが29円:1円硬貨が最低でも4枚必要であり、残り2枚の効果で25円を作ることではできない。
Bが12円:1円硬貨は2枚必要。10円を残り4枚の5円または、10円硬貨で作ることはできない。
Bが34円:1円硬貨は4枚必要。30円を残り2枚の硬貨で作ることはできない。
Bが17円:1円硬貨は2枚必要。15円を残り4枚の硬貨で作ることはできない。
Bが39円:1円硬貨は4枚必要。35円を残り2枚の硬貨で作ることはできない。
Bが44円:1円硬貨は4枚必要。40円を残り2枚の硬貨で作ることはできない。
Bが22円:1円硬貨は2枚必要。20円を残りの4枚の硬貨で作るには5円硬貨が4枚あればよい。
したがって、5円硬貨は4枚あることになる。