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2021 国家公務員 中途採用(氷河期枠) No.33

ケッペンの気候区分等に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 赤道周辺に位置し,気温の日較差が年較差よりも小さい地域を熱帯という。また,この地域に分布する,ラトソルと呼ばれる黒色の土壌には養分が多く含まれる。
  2. 年間の降水量より蒸発量の方が多い地域を乾燥帯といい,その面積は世界の陸地の10 分の1を占める。その最も乾燥した地域は砂漠となり,まれに雨が降ると,普段は水が流れていないオアシスに水が集中して流れる。
  3. 夏は乾燥し,冬に雨が多い地中海性気候は,地中海沿岸などに分布する。この地域では,夏の乾燥に強いオリーブなどの果樹栽培や,冬の降水を活用した小麦栽培などが行われている。
  4. 冬は長く厳しいが,夏は比較的温暖で,気温の年較差が大きい地域を冷帯(亜寒帯)といい,南半球に広く分布している。冷帯湿潤気候の地域の低緯度側は,夏の期間が短く農業には適さない。
  5. 一年中0 ℃ 以下の温度に保たれる厚さ1 km 以上の大地を永久凍土という。永久凍土は,アラスカやフィンランドなどの氷雪気候に位置する地域にのみ分布している。


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正答 3

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公務員試験過去問研究
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