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2021 国家公務員 中途採用(氷河期枠) No.37

我が国の金融に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 我が国の定期性預金金利は,2015 年にペイオフが全面解禁されたことを受けて金融の規制強化が進み,現在ではどの金融機関においても同一の金利が決められている。
  2. 金融には,貸し手が借り手の発行する株式や社債などと交換に,直接借り手に資金を提供する直接金融と,貸し手と借り手との間に銀行などの金融機関が介在する間接金融がある。
  3. 我が国の通貨制度は,金を通貨の価値の基準とするものである。このため,通貨の発行量は国が有する金の保有量によって決められている。
  4. 銀行は,様々な企業から融資の依頼が入るように,銀行の信用に関わる情報を企業に対して広く提供している。これを,銀行の信用創造という。
  5. 我が国の中央銀行である日本銀行(日銀)は,政府が行う財政政策と連携して機動的な金融政策を策定する必要がある。そのため,日銀の基本方針や政策金利は,財務大臣が決定する。

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正答 2

  1. 誤り。金利は各金融機関が自由に決めることができる。ペイオフ解禁は平成17年。
  2. 正しい。
  3. 誤り。我が国は管理通貨制度をとっており、金の保有量と通貨の発行量には関係はない。
  4. 誤り。信用創造とは預金されるたびに、預金通貨が生み出されるシステムである。
  5. 誤り。日銀は独自に金融政策を決定する権限をもつ。


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公務員試験過去問研究
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