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2021 刑務官 NO.12

 AとBは, 1 から13 までの数字が一つずつ書かれた合計13 枚のカードを用いてゲームをする。2 人は,順番に,数字が見えない状態で置かれている13 枚のカードの山札の上から1枚ずつカードを引いていき,それぞれ引いたカードを手持ちのカードとする。この山札からカードを引く作業を任意の回数繰り返し,手持ちのカードの数字の合計を22 に近づけていく。
プレイヤーは,任意のタイミングで「ステイ」を宣言することができ,そのときの手持ちのカードの数字の合計がそのプレイヤーの点数となる。ただし,手持ちのカードの数字の合計が22 を超えた場合は,直ちにそのプレイヤーの敗北となる。AとBの両プレイヤーが「ステイ」を宣言した場合,その時点での点数がより22 に近いプレイヤーが勝利する。
このゲームを行った結果が次のとおりであったとき,同ゲーム中にBが引いたカードとしてあり得るのは次のうちではどれか。
なお,山札から引いたカードは手持ちのカードとするため,山札には戻さない。
○ 一巡目,Aは13 を引き,Bは9 を引いた。
○ 二巡目,Aは8 を引き,Bは3 を引いた。
○ 三巡目,Aは「ステイ」を宣言したが,Bはカードを1 枚引いた。
○ 四巡目,Bはカードを1 枚引いた。
○ 五巡目,Bは「ステイ」を宣言した。
○ Bはこのゲームに勝利した。

1. 1
2. 2
3. 5
4. 6
5. 7

 畑中敦子の初級ザ・ベストNEO 判断推理 |高卒程度・社会人向け

正答 4

Aは13と8を引き、合計が21の得点を得ているが負けている。これは、Bが22の得点を得ていることを意味する。
Bの引いたカードのうち判明しているのが9と3であり、合計は12である。Bは合計4枚のカードを引いているので判明していない残りの2枚のカードの合計が10となる。

合計が10となる数字の組合せは、(1,9)(2,8)(3,7)(4,6)があるが、この中でまだ出ていない数字の組合せは、(4,6)のみである。したがって、Bの引いたカードのうち不明なものは4と6であるので、選択肢4が正解となる。

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公務員試験過去問研究
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