ある家の地域では,消費電力(kW:キロワット)に応じた電気代は表のようになっている。この家には,四つの電化製品A~Dがあり,Aのみを使用した場合は1,000円/月,Bのみの場合には2,000 円/月,Cのみの場合には3,000 円/月の電気代がかかり,A~Dを同時に使用した場合は4,500 円/月の電気代がかかる。
このとき,A~Dを使用した場合の電気代に関する記述として,最も妥当なのはどれか。
ただし,A~Dの消費電力は全て1 kW の正の整数倍である。
- Aの消費電力が2 kW であるとすると,AとBを使用した場合の電気代は2,500 円/月とな
る。 - Aの消費電力が3 kW であるとすると,BとCとDを使用した場合の電気代は4,000 円/月
となる。 - Bの消費電力が5 kW であるとすると,AとCを使用した場合の電気代は4,000 円/月とな
る。 - Cの消費電力が15 kW であるとすると,AとCを使用した場合の電気代は3,000 円/月となる。
- Dの消費電力が5 kW であるとすると,AとBとCを使用した場合の電気代は4,000 円/月となる。
正答5
電気代より消費電力量を考えると(単位:kW)
A:1~3
B:4~6
C:11~15
A+B+C+D:21~25
1 誤り。Aが2kWだとすると、A+Bは6~8kWとなり、電気代は2,000円または2,500円である。
2 誤り。Aが3kWだとすると、B+C+Dは18~22kWとなる。電気代は4,000円または4,500円である。
3 誤り。A+Cは12~18kWであるので3,000円の場合もありうる。
4 誤り。Cが15kWとするとA+Cは16~18kWであり4,000円となる。
5 正しい。Dが5kWだとすると、A+B+Cは16~20kWとなり電気代は4,000円である。