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2021 国家公務員経験者(事務・係長級)No.14

 

あるワークショップが,午前,午後の2 回開催され,各回はそれぞれA~Eの5 グループ(各グループ8 名)に分けて実施された。表は,このワークショップの参加者について,氏名,時間帯,整理番号,参加グループの4 項目を記録した個人別データである。この個人別データは,氏名について五十音順で並び,時間帯について午前参加者は「1 」,午後参加者は「2 」,整理番号について午前参加者は100 番以下,午後参加者は101 番以上(氏名,参加グループに関係なくランダムであり,かつ同一番号の者はいない。)が割り振られている。
 なお,同姓同名の者はいないものとする。

この表の個人別データを次のア,イ,ウの操作によって並べ替えるとき,その操作の順序が異
なっても最終的なデータの並び順が必ず同じになるものの組合せとして最も妥当なのは次のうちで
はどれか。
ア 時間帯の値が小さいものから順に並ぶように,全体を並べ替える。
イ 整理番号の値が小さいものから順に並ぶように,全体を並べ替える。
ウ 参加グループがA~Eの順に並ぶように,全体をアルファベット順に並べ替える。
ただし,例えば,「ア→イ→ウ」とは,ア,イ,ウの順序でそれぞれの並べ替えを行うことを表す
ものとする。また,時間帯又は参加グループに着目して並べ替えるとき,その項目の値又はアル
ファベットが同じ場合は,元の並び順を変更しないものとする。

1.ア→イ→ウ と ア→ウ→イ
2.ア→イ→ウ と イ→ウ→ア
3.ア→ウ→イ と ウ→イ→ア
4.イ→ア→ウ と ウ→ア→イ
5.イ→ウ→ア と ウ→ア→イ

正答 3

 整理番号は重複する番号はないので、整理番号で並べた場合は、必ず一通りの並べ方となる。
整理番号で並べたあとに、時間帯で並べた場合、並び順は変わらない。整理番号で並べた段階で、時間帯については、午前の参加者を示す1が並び、そのあと午後の参加者を示す2が並ぶからである。(すでに時間帯で並んでいる。同じ番号の場合は並び順が変更されないことに注意。)
したがって、最後にイの操作をしたケースと、イの操作をした後にアの操作をした場合は同じである。3が正解となる。

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公務員試験過去問研究
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