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2021 国家公務員経験者(事務・係長級) No.19

 図Ⅰのように,底面が一辺の長さ3 の正方形で高さが5 の直方体の容器を水平面上に置き,その中に,互いに接する半径1 の2 個の球A,Bを,球Aは底面及び二つの側面に接し,球Bは球Aと接していない二つの側面に接するように置いた。図Ⅱは,これを真上から見た図である。
 このとき,球Bの最も高い位置の,底面からの高さはいくらか。

  1. \(1+\sqrt{3}\)
  2. \(2+\sqrt{2}\)
  3. \(2+\sqrt{3}\)
  4. \(1+2\sqrt{2}\)
  5. \(4\)

正答 2

図Ⅱより、AB 間の平面上へ投影した距離を求める。( A B 間の実際の距離は2)

三平方の定理より、m-A、n-Bの距離は\(\sqrt{2}\)、m-nの距離は\(3\sqrt{2}\)、よってAB間の水平距離(次図のAC)は\(\sqrt{2}\)

ABの距離は2であることより、BCの長さを求める。
三平方の定理より
 \(2^{2}=(\sqrt{2})^{2}+BC^{2}\)
\(BC^{2}=2\) 
\(BC=\sqrt{2}\) 
球Aの中心の位置は直方体の底面から\(1\)の高さにあり、球Bの一番高いところは球Bの中心よりも\(1\)高いので、求める高さは\(2+\sqrt{2}\)となる。

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公務員試験過去問研究
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