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2021 国家公務員経験者(事務・係長級) No.23

 表は,八つの畜種等別にみた,我が国の飼養戸数と一戸当たり飼養頭羽数を示したもの
である。これからいえることとして最も妥当なのはどれか。

(注) 肉用牛(乳用種)は,ホルスタインなどの乳用種のオスを食肉用に肥育したものを指す。

  1. 平成31 年の乳用牛(北海道)の飼養頭数は,平成21 年のそれより多い。
  2. 平成21 年と平成31 年の一戸当たり飼養頭羽数を畜種等別にみると,ブロイラーの増加率は,肉用牛(肥育用)のそれより大きい。
  3. 平成30 年と平成31 年の一戸当たり飼養頭羽数についてみると,いずれの畜種等も,前年よりも増加している。
  4. 平成31 年における肉用牛(乳用種)の飼養戸数の対前年減少率の絶対値は,豚のそれより大きい。
  5. 豚についてみると,平成21~31 年にかけて一戸当たり飼養頭数が増加したのは,飼養者一人当たりの飼養頭数が増加したためである。

正答 4

  1. 誤り。平成21年 7860×104.7=822,942、平成31年 5970×134.2=801,174となり、平成21年の方が大きい。
  2. 誤り。ざっくり計算すると、肉用牛(肥育用)は、この間37くらい増えており、増加率は50%強となる。ブロイラーは、17くらい増えているが、平成21年の値が44.8なので、50%を上回ることが無いのは明らか。
  3. 誤り。肉用牛(乳用種)は減少している。
  4. 正しい。肉用牛(乳用種)は210の減少、豚は150の減少であり、豚の減少数は肉用牛の4分の3ほどしかない。平成30年の値は、それぞれ4,650、4,470で近い値であることから、減少数が大きい肉用牛の方が減少率が大きいと考えられる。
  5. 誤り。飼育者一人当たりの飼育頭数はこの表からは不明である。
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公務員試験過去問研究
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