スポンサーリンク

2022 刑務官 No.19

 図Ⅰは、2020 年における、A地域の水収支を示したものであり、図Ⅱ、図Ⅲは、2016~2020 年における、A地域の地表面水収支とB川への流出の推移を示したものである。これらから確実にいえることとして最も妥当なのはどれか。
 なお、基底流出とは、地下浸透した水が、長時間かけて川へ流出するものである。
また、A地域の水収支においては、2016~2020 年の全ての年について、降水=蒸発散+降雨流出+地下浸透、B川への流出=降雨流出+基底流出が成立している。

  1. 2016~2020 年において、地下浸透が、蒸発散と降雨流出の合計より多い年は3 年ある。
  2. 2016~2020 年において、降水に占める蒸発散の割合が、70 % を超えている年は2 年ある。
  3. 2016~2020 年において、降水に占める降雨流出の割合が、5 % を超えている年はない。
  4. 2017~2020 年において、降水の前年との差の絶対値が最も小さい年は、B川への流出の前
    年との差の絶対値が最も大きい。
  5. 2017~2020 年において、地下浸透の前年との差の絶対値が最も大きい年は、基底流出の前
    年との差の絶対値が最も小さい。
PR 株式会社クレアール

模擬面接、面接カード対策も万全、刑務官試験に向け充実のサポート体制。資料請求!

正答 3

1 図Ⅱのグラフで、地下浸透の値を2倍して、合計よりも多い年を数える。2017年のみである。
2 ざっくり計算すると、2016年は半分程度、2017年も同じく半分程度、2018年は、1291に0.7を掛けると、800を超えることが明らかなので蒸発散の788は70%を超えていない、2019年も半分程度であるから、2020年については計算してなくても2年を超えていないことは明らか。
3 降雨流出を20倍してみる。これが降雨量よりも多ければ5%を超えていることがわかる。どの年を見ても降雨量を超える年はない。
4 降水の前年との絶対値が最も小さい年は、2016-2017である。図Ⅲのグラフを見ても明らかなように、B川への流出の前年との差が最も大きいのは2018-2019である。
5 地下浸透の前年との差が最も大きいのは2019-2020である。基底流出の前年との差が最も小さいのは2016-2017である。

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました