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2022 国家公務員 中途採用(氷河期枠) No.10

  A~Dの4 人がそれぞれ4 個のプレゼントを所持しており、次のルールでプレゼントの受渡しを行った。

<ルール>
・ 1 回目はAとB、2 回目はBとC、その後は順次、CとD、DとA、AとB、BとC、CとD、DとA、AとB、…の順でプレゼントの受渡しを繰り返す。
・それぞれの受渡しでは、どちらか一方がもう一方に1 個のプレゼントを渡す。
・ 4 人のうち、いずれかの者の所持するプレゼントの数が、0 個又は 7 個になった時点で、プレゼントの受渡しは終了する。

次のことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。
○ 1 回目の受渡しで、BがAにプレゼントを渡した。
○ 2 回目の受渡しで、BがCにプレゼントを渡した。
○ 3 回目の受渡しで、DがCにプレゼントを渡した。
○ 4 回目の受渡しで、AがDにプレゼントを渡した。
○ 6 回目の受渡しで、CがBにプレゼントを渡した。
○ 9 回目の受渡し後に、プレゼントの受渡しが終了した。

1. 5 回目の受渡しでは、AがBにプレゼントを渡した。
2. 8 回目の受渡しでは、DがAにプレゼントを渡した。
3. 9 回目のプレゼントの受渡し終了時までの間に、Aが渡したプレゼントは2 個であった。
4. 9 回目のプレゼントの受渡し後、Bの所持するプレゼントはなくなった。
5. 9 回目のプレゼントの受渡し終了時には、Cは、5 個のプレゼントを所持していた。

 畑中敦子の初級ザ・ベストNEO 判断推理 |高卒程度・社会人向け

正答 2

 与えられた条件から個数をまとめると次のようになる。

9回目に終了したということは、9回目でAまたはBのプレゼントが0個または7個になったことを意味する。
4回目の終了時点でAは4個のプレゼントを持っており、その後3回の受け渡しを行っている。一番多くもらった場合、9回目の時点では7個となり受け渡しは終了するが、一番少ない場合は、3個のプレゼントを渡すので、9回目の時点で1個となり、受け渡しは終了しない。
つぎにBについては、4回目の終了の時点で2個のプレゼントを持っている。その後3回のプレゼント受け渡しがあり、それを全て受け取っても5個であり、7個とはならない。逆に、一番少ない場合は、1個を受け取り2個を失う場合である。この場合でも、9回目の時点で1個は残ることになる。
 以上より、プレゼントの受け渡しは9回目にAのプレゼントが7個になって終了する以外にないこととなる。以上よりAのプレゼントの個数に注目して数を入れると次のようになる。

以上より2が正解となる。

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公務員試験過去問研究
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