モンゴル帝国や元に関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 匈奴を滅ぼしてモンゴル高原を統一したチンギス=ハンは、大征服活動を開始し、モンゴル帝国を作り上げた。チンギス=ハンは続いて新羅を滅ぼし、領土を拡大した。
- チンギス=ハンの死後、大ハンに即位したティムールはオスマン帝国を滅ぼして東ヨーロッパに進出し、ワーテルローの戦いでフランス軍を破った。
- 大ハンに即位したフビライ=ハンは、南宋を滅ぼし中国を統一した。さらに、勢力の拡大を図り、日本やベトナムなどにも遠征軍を送ったが、軍事的な攻略は成果を上げられなかった。
- 国号を中国風に定めた元には、イエズス会宣教師のフランシスコ=ザビエルやマルコ=ポーロなどがキリスト教布教のために訪れ、その布教活動は『東方見聞録』としてまとめられた。
- 14 世紀前半、元では宮廷の内紛や経済の混乱が目立つようになり、貴族の反乱である黄巾の乱が起こった。この反乱で頭角を現した鄭和が後に元を滅ぼし、明を建国した。
正答 3