スポンサーリンク

2022 海上保安大学校 基礎能力 No.9

 A~Eの五つのサッカーチームが総当たり戦を行った。試合に勝ったチームには3 点、負けたチームには0 点、引き分けた場合は両チームに1 点ずつ与えることとし、合計点によって順位を決めたところ、合計点が同じとなったチームはなかった。各チームについて次のことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。

A:合計点で5 位であった。Cと引き分けた。
B:合計点は7 点であった。
C:一度も負けなかった。合計点で1 位であった。
D:BとCに負けた。
E:合計点は5 点であった。B及びDと引き分けた。

1.Aの合計点は、2 点であった。
2.Bは、Aに負けた。
3.Cの合計点は、10 点であった。
4.Dは、Aと引き分けた。
5.Eは、Cと引き分けた。

正答 3

条件を次のような表にまとめる。

A対Dの結果について考える。ここでAが勝っているとすると、Dは3敗1分けとなり、Aの方が順位が高くなってしまう。Aは5位であるはずなので矛盾する。引き分けだとするとDは2敗2分けとなり、同じく2分けのAをDよりも順位を低く定めることができない。

したがって、A対Dにおいては、Aは負けているはずである。これによって、Dの得点も4点となり、順位も確定する。

つぎに、A対Eにおいて、Eが敗れたとするとAが勝ったことになり、Aの点数が4点以上となってしまう。また、引き分けだとすると、E対Cの結果に関わらず、Eの点数を5点とすることはできない。
したがって、A対EはEの勝である。またEの点数が5点よりEはCに負けている。

次にB対Cについて考えてみると、Cには負けはないことから、引き分けか、Cの勝ちである。引き分けの場合、Bの点数を7点とすることはできないため、Cの勝ちとなる。

 残りを埋めると次のように確定する。

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました