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2022 海上保安大学校 基礎能力 No.28

江戸時代の対外政策に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 幕府は、17 世紀半ばに、対外関係を、長崎・対馬・水戸の三つの窓口に役割を限定して厳しく規制する方針(鎖国)に転じ、蝦夷地では、対馬藩にアイヌとの交易を認めていた。
  2. 17 世紀後半、フランス使節が根室に来航し、漂流民の間宮林蔵を送り届けるとともに通商を求めた。しかし、幕府は鎖国の方針を盾にこれを拒絶した。
  3. 幕府は、日本の領土を確定するため、最上徳内に樺太を、近藤重蔵に台湾を調査させた。樺太には「大日本恵登呂府」の標柱を立てさせ、日本の固有の領土であることを宣言した。
  4. 19 世紀前半、英国や米国の捕鯨船などが日本近海に出没し、異国船の接近に危機感を持った幕府は、異国船打払令を出した。
  5. 19 世紀前半、日本人漂流民返還のために来航したロシア船が砲撃される事件が発生した。蘭学者の大塩平八郎は、事件への幕府の対応を批判したため、幕府は彼を厳しく処罰した。
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正答 4

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公務員試験過去問研究
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