アジアやアフリカの自然環境などに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 西アジアは、年間を通じて雨が降る地域と年間を通じて乾燥した地域に分かれ、インド半島の北東部からカスピ海南部にかけては熱帯雨林が広がり、年間を通じて高温多湿である。
- 中央アジアでは、ガンジス川などの流域で大規模な灌かん漑がい開発が行われ、綿花栽培地が拡大した一方、アドリア海の枯渇など、深刻な環境問題も起こっている。
- 南アジアでは、ティグリス川、ユーフラテス川などの外来河川の水資源を生かした灌漑農業が営まれ、外来河川のない地域では、地下水を利用するセルバが発達した。
- 赤道以南のアフリカは、大部分が草原で形成されており、標高が比較的低いのが特徴である。一方、赤道付近には、アフリカ大陸最高峰のモンブラン山がある。
- 北アフリカには、サハラ砂漠が広がっている。砂漠周辺のステップと呼ばれる草原では、遊牧が行われてきた。
正答 5