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2022 刑務官 No.35

選挙制度と政党に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 選挙制度のうち小選挙区制は,二大政党制を生みやすく政局の安定や円滑な政権交代を可能にするといわれているが,落選者に投じられる票である死票が多くなりやすい。
  2. 選挙制度のうち比例代表制は,選挙の勝敗がはっきりするといわれているが,多様な民意が議会に反映されにくく,一票の格差が問題となりやすい。
  3. 我が国は,衆議院選挙では小選挙区制のみで全ての議員を選出し,参議院選挙では比例代表制と全国11 ブロック別の複数の定員から成る中選挙区制を併用して議員を選出している。
  4. 政党とは,経営者団体や職業団体など,共通の利害の下に組織された利益集団であり,政治や行政に影響を与える活動を本務としており,ロビイストともいわれている。
  5. 我が国では,個人や企業からの政党への献金は一切禁止され,政党の活動費用は全て,公金である政党交付金によって賄われている。


初級スーパー・過去問ゼミ社会科学 |高卒程度・社会人向け

正答 1

  1. 正しい。
  2. 誤り。全国を選挙区に分けない比例代表制では一票の格差は問題となりにくい。
  3. 誤り。衆議院は、小選挙区、比例代表制の併用であり選挙区選挙と選挙区選挙と比例代表制の併用である。
  4. 誤り。政党ではなく圧力団体である。
  5. 誤り。個人や企業からの献金は禁止されていない。
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公務員試験過去問研究
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