あるレストランのバイキングでは、おかず6 種類、飲み物3 種類、デザート5 種類のメニューが用意されている。また、おかずのうち1 種類は「肉じゃが」、デザートのうち1 種類は「クッキー」である。
いま、バイキングに来た客Aが、おかずを3 種類、飲み物を1 種類、デザートを2 種類選んだが、その際、「肉じゃが」は選ばれず、「クッキー」は選ばれたことが分かっている。このとき、Aが選んだ可能性のあるメニューの組合せは何通りあるか。
- 30通り
- 60通り
- 120通り
- 240通り
- 480通り
畑中敦子の初級ザ・ベストNEO 数的推理/資料解釈 |高卒程度・社会人向け
正答 3
おかず6種類のうち、肉じゃがは選ばれていないのでAが選んだ可能性のあるものは残りの5種類である。
Aはその中から3種類を選んでいるので、選んだ組み合わせとして考えらえる場合の数は、\({}_{5}C_{3}=\frac{5×4×3}{3×2×1}=10\)通り。
飲み物は1種類しか飲んでいないので、3通り考えられる。
デザートは5種類の中から2種類を選んでいるが、クッキーは必ず選んでいることが分かっている。したがって、デザートの選んだ組み合わせの数は、クッキーと残りの4種類の中から一つなので、4通りである。
したがって、全ての場合の数は\(10×3×4=120\)通りである。