アフリカ諸国の産業などに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- ガーナ共和国は、アフリカ大陸の東側に位置する島国であり、カカオの生産が盛んである。収穫されたカカオは、国内でチョコレートに加工され、その大部分は世界各国に輸出される。
- マダガスカル共和国は、アフリカ大陸のほぼ中央に位置し、国土面積は日本の約5 倍である。主要産業は、繊維製品の生産や製紙で、観光業も盛んである。
- 南アフリカ共和国は、BRICS の一国であり、金やプラチナが産出される。また、自動車や鉄鋼、化学などの工業も発達しており、日本企業が進出している。
- コートジボワール共和国は、アフリカ大陸の最南端に位置し、輸出用の茶やバラの栽培が盛んである。公用語はドイツ語で、およそ30 の民族から構成されている。
- ナイジェリア連邦共和国は、地中海沿岸に位置し、銅の産出量が世界一である。一方、原油や天然ガスなどの鉱物燃料は乏しく、これらは周辺国から輸入している。
正答 3
- 誤り。ガーナはアフリカ大陸の西側にある。カカオは、そのまま輸出される。
- 誤り。マダガスカルは日本の1.6倍の国土である。主要輸出品目は、ニッケル、バニラであり、観光が盛んともいえない。
- 正しい。
- 誤り。アフリカ大陸の西側に位置する。主要産業は農業(コーヒー、ココア等)、石油・天然ガスで、公用語はフランス語である。
- 誤り。ナイジェリアはアフリカ大陸の東側に位置する。原油や天然ガスが主要な輸出品目である。