我が国の司法に関する記述A~Dのうち、妥当なもののみを挙げているのはどれか。
A:
日本国憲法は、何人にも裁判を受ける権利を保障しており、当事者のプライバシーを保護し、公正な裁判を行うために、裁判は原則として非公開で行われる。
B:
裁判員制度は、国民の司法参加の一環として、殺人など重大犯罪の民事裁判の第三審に、一般市民から選出された裁判員が参加するものであり、2000 年代に導入された。
C:
検察審査会は、検察官が行った被疑者の不起訴処分の適否を審査する機関で、不起訴処分に不服がある被害者等は処分の見直しを検察審査会に求めることができる。
D:
日本司法支援センター(法テラス)は、法的トラブルを解決するための情報・サービスを提供する機関として設けられた。
- A, B
- A, C
- B, C
- B, D
- C, D
正答 5
A:誤り。裁判は公開が原則である。公正な裁判のためには誰もが傍聴できる必要がある。
B:誤り。民事裁判ではなく、「刑事」裁判である。また、第三審ではなく、第一審に参加する。
C:正しい。
D:正しい。