17 世紀以降のヨーロッパに関する記述として最も妥当なのはどれか。
- イギリスでは、クロムウェルにより権利の章典が定められると、イングランド王国が成立した。その後、エリザベス1 世の治世下でデンマークを征服すると、連合王国となった。
- フランスでは、ナポレオン3 世が第二帝政を樹立すると、人権宣言が発せられ、革命暦やメートル法などが定められた。第二帝政は、フランスにおいて第二次世界大戦前まで続いた。
- ドイツでは、中世以来、神聖ローマ帝国の支配が続いていたが、三月革命によりこれが滅びると、神聖ローマ帝国の支配領域を引き継ぐ形で、19 世紀後半、ドイツ帝国が成立した。
- イタリアは、中世以来、小国に分かれていたが、オーストリアとの戦争やガリバルディによる両シチリア王国の征服などを経て、19 世紀後半、イタリア王国が成立した。
- オランダとベルギーは、いずれもポルトガルに支配されていたが、二月革命が起こると、両国は同時に独立した。この影響を受け、ポーランドやギリシアも独立した。
正答 4