あるコーヒーショップは, 1 週間のうち,月曜日,水曜日,金曜日の3 日間営業しており,各営業日には, 2 種類以上のコーヒー豆を使用したブレンドコーヒーのみを販売している。
コーヒー豆にはA~Gの7 種類があり,ある曜日に使用したコーヒー豆は,別の曜日には使用されていない。ブレンドコーヒーに使用するコーヒー豆と, 3 日間の営業日について,次のことが分かっており,各コーヒー豆の良さが打ち消されず,その良さが引き出されるように,この3 日間でA~Gの7 種類全てのコーヒー豆を使用するとき,Aについて確実にいえることとして最も妥当なのはどれか。
○ BとCは,一緒に使用されるとそれぞれの良さが引き出される。
○ DとEは,一緒に使用されるとそれぞれの良さが打ち消される。
○ Eは,金曜日に販売されるブレンドコーヒーに使用されている。
○ Fは,水曜日に販売されるブレンドコーヒーに使用されていない。
○ Gは,他の2 種類以上と一緒に使用されると,その良さが引き出される。
1.Dと一緒に使用されている。
2.Fとは一緒に使用されていない。
3.水曜日に販売されるブレンドコーヒーに使用されている。
4.金曜日に販売されるブレンドコーヒーには使用されていない。
5.他の2 種類と一緒に使用されている。
正答 2
与えられた条件を表に入れると次のようになる。
つぎに、7種類の豆があるなかで「2種類以上の豆のブレンド」ということから、2種類のブレンドの日が2回、3種類のブレンドの日が1回あることがわかる。Gは他の2種類と使うことから、3種類のブレンドの日がGが使用される日である。
問題の条件より、BとCは同時に使われることが分かっているが、BとCが使われる日は、BとCの2種類のみで使われるか、B、C、Gの3種類で使われるはずである。
B,Cが月曜日に使われたと仮定する。この時G以外のものは月曜日には入らない。Dが水曜日、Fが金曜日と確定する。
ここで、Aが金曜日に入ると、Gを入れる場所が無くなるので、Aは金曜日ではなく、水曜日となる。Gについては不明である。
これに当てはまる選択肢は、1、2、3、4であり、正答を確定できないので、B、Cが水曜日の場合も検討する。
AとFは同じ日にはならないので例えばAとFを次のように月曜日、金曜日に入れてみる。
選択肢をみると当てはまるのは、1、2、4の三つである。
今度は、Aを金曜日、Fを月曜日としてみよう。
この場合は、当てはまるのは選択肢2のみである。