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2022 国家一般職 基礎能力 No.21

 流れの速さが秒速0.5 m で一定の川があり,この川の上流地点Aと下流地点Bを,船で一定の速さで往復すると,上りは20 分,下りは12 分掛かった。いま,船の静水時における速さを1.5 倍にして,一定の速さで下流地点Bから上流地点Aまで川を上ると,時間はいくら掛かるか。


1. 10 分
2. 12 分
3. 14 分
4. 16 分
5. 18 分

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正答 2

 この船の上りと下りの速さの比を取ると、かかった時間の逆比であるから
12:20つまり3:5である。上りと下りの船の速さは、川の流れの速さの2倍の差がある。
したがって、上りと下りの速さの比3:5の比の差2が、1m/秒にあたる。
 したがって上りの速さは、1.5m/秒、下りの速さは2.5m/秒となる。

 以上より静水時の速さは、1.5+0.5=2m/秒
この速さを1.5倍の速さにして川を上るので、実際の速さは2×1.5-0.5=2.5m/秒
速度を変える前よりも、速度が\(\frac{2.5}{1.5}\)倍、つまり\(\frac{5}{3}\)なので、所要時間は\(\frac{3}{5}\)倍となるはずである。
したがって、\(20×\frac{3}{5}=12\)分となる。

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公務員試験過去問研究
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