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2022 国家一般職 基礎能力 No.22

 図のように,一辺の長さが6 cm の正方形の頂点A,B,Cから動点P,Q,Rがそれぞれ同時に出発し,点Pは毎秒1 cm,点Qと点Rは毎秒2 cm の速さで矢印の向きに辺上を進む。
点P,Q,Rが出発してから3 秒後までの間で点A,P,Q,Rによって囲まれる斜線部分の面積の最 小値はいくらか。

1. 14 cm2
2. 15 cm2
3. 16 cm2
4. 17 cm2
5. 18 cm2

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正答 2

斜線部分の面積は、図の四角形ABCDから白い三つの三角形を引いたものである。
題意を満たすには、三つの三角形の面積の合計が最も大きくなる時を求めればよい。

三つの三角形の面積を\(S\)、それぞれの点が出発してからの時間を\(t\)とすると、
\(2S=(6-t)×2t+(6-2t)×2t+6×(6-2t)\)
\(S=-3t^{2}+6t+18\)

この\(S\)が最大となる\(t\)を求めればよい。微分を知っていれば、微分をすれば求められるが、そうでない場合は、次のように変形すれば求められる。
\(S=-3\{(t-1)^{2}-7\}\)
\(t=1\)のとき\(S\)は最小となり、\(S=21\)となる。

したがって求める面積は、\(36-21=15\)である。

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公務員試験過去問研究
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