スポンサーリンク

2022 国家一般職 基礎能力 No.24

  5 人の生徒が数学の試験を受け,点数がak (k =1,2,3,4,5)であった。点数がa3 の生徒の順位を,次の手順1 ~手順6 に従って求める。
ただし,点数の高い順に1 位から5 位まで順位を付け,点数が同じ生徒が複数いる場合は,同一順位であるものとする。また,指示がない限り,求める手順は手順1 ~手順6 の順に行われるものとする。ここで,r は,手順の繰り返し中に,順位に関する処理を行うため便宜的に使用される変数である。
○ 手順1  r = 1 とする。
○ 手順2  k =1 とする。
○ 手順3  k ≦5 を満たすとき,手順4 へ進む。それ以外のとき,手順6 へ進む。
○ 手順4  点数ak について,(   ) とき,r の値を1 だけ増やす。
○ 手順5  k の値を1 だけ増やし,手順3 に戻る。
○ 手順6  このときのr の値が,点数がa3 の生徒の順位である。
このとき,(    ) に当てはまるものとして最も妥当なのはどれか。

1.ak がa3 より小さい
2.ak がa3 以下となる
3.ak がa3 と等しい
4.ak がa3 以上となる
5.ak がa3 より大きい

スポンサーリンク

正答 5

a3の生徒の順位を求める計算である。
rがa3の順位を意味しているので、rが増えるとa3の順位が落ちることになる。
したがって、カッコの中に入るのは「ak がa3 より大きい」とき、である。この場合、a3の方がakよりも点数が低いので順位が落ちることになる。

この手順の意味としては、一人ずつ取り出してa3と比較して、a3の方が小さかったらrに数字を一つずつ加えていく(rは最初は1)というものである。a3の方が大きかったら数字は加えない。

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました