スポンサーリンク

2022 国家一般職 国際関係 No.54

  国際機関の活動や国際的な取決めに関する次の記述のうち,妥当なのはどれか。

  1. 1990 年代のボスニア・ヘルツェゴビナとルワンダにおける国際人道法違反の行為に対応して,国際連合安全保障理事会は特別な国際刑事裁判所を設立した。2002 年には,多国間条約であるローマ規程に基づいて常設の機関として国際刑事裁判所(ICC)が設立された。
  2. 欧州連合(EU)は,1973 年に発効したヨーロッパ連合条約(マーストリヒト条約)によって誕生した。2007 年に調印されたリスボン条約は,欧州理事会議長を常任化し,外務・安全保障政策上級代表の機能を弱めて,EU として積極的な外交を行う難しさを示した。
  3. アジア太平洋地域の文化交流協定として,2016 年に同地域の12 か国が環太平洋パートナーシップ(TPP)協定を調印した。その後米国が脱退し,日本は交渉に参加しないまま,2018 年に環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)が締結されて発効した。
  4. キューバ・ミサイル危機の翌年の1963 年に包括的核実験禁止条約が署名のために開放され,1968 年には核不拡散条約が署名のために開放されて,核兵器を自由に拡散できる核兵器国と,開発・製造・保有を禁止された非核兵器国を区別した核不拡散体制が形成されていった。
  5. 持続可能なエネルギー問題に対して,1992 年に温室効果ガス排出量の削減を目的とした国連気候変動枠組条約が締結されると,1997 年の第3 回締約国会議では排出量の削減を義務化する京都議定書が合意された。ただし,米国が義務を負わなかったため,後に多くの途上国が離脱した。

正答 1


スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました