次は,我が国における障害者の生涯学習支援に関する記述であるが,A~Dに当てはまるものの組合せとして妥当なのはどれか。
・ 障害者の権利に関する条約の批准(平成26 年),( A ) の施行(平成28 年)等に伴い,障害者の学校卒業後の学びや交流の機会整備及び生涯のライフステージを通じた学習活動の充実の必要性が高まっている。
・ 文部科学省では,障害者学習支援推進室が中心となって,学校卒業後における学びの支援,福祉,保健,医療,労働等の関係部局と連携した進学・就職を含む切れ目ない支援体制の整備,障害のある子供の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援する( B ) ,障害者スポーツや障害者の文化芸術活動の振興等に取り組んでいる。
・ 生涯学習の場における物理的環境,人的支援,意思疎通における具体的( C ) の在り方やルール・慣行の柔軟な変更の在り方等の観点から,障害の有無にかかわらず共に学ぶ場をつくるための合理的( C ) の在り方等について調査研究を行うことが求められている。
・ 第3 期教育振興基本計画では,障害者の生涯学習を推進することが目標の一つに掲げられており,それに向けて,地域と学校の連携・協働の下,地域全体で子供たちの成長を支え,地域を創生する( D ) を推進するとされている。
A B C D
1.障害者差別解消法*1 チーム学校 配慮 青少年活動
2.障害者差別解消法 特別支援教育 配慮 地域学校協働活動
3.障害者差別解消法 チーム学校 包摂 青少年活動
4.障害者総合支援法*2 特別支援教育 包摂 青少年活動
5.障害者総合支援法 チーム学校 包摂 地域学校協働活動
*1 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
*2 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律
正答 2