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2022 国家一般職 ミクロ経済学 No.31

 

 X財の消費量を\(x\),Y財の消費量を\(y\) とするとき,ある個人の効用水準\(U\) が
\(U= xy\)
で示されている。X財の価格が2 ,Y財の価格が10 のとき,効用水準\(U\) が125 となるために必要な所得の最小値はいくらか。
1. 40
2. 100
3. 125
4. 150
5. 250

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正答 2

 最適消費点では、費用も最小化されている。したがって、最適消費点から求めていく。
効用関数がコブ=ダグラス型なので公式を使って解いていくのが効率的である。
この消費者は、所得をMとすると、所得MをX財、Y財に\(\frac{1}{2}\)ずつ支出する。したがって
\(2x=\frac{M}{2}\), \(10y=\frac{M}{2}\) を得る。
これらより、
 \(x=\frac{M}{4}\),\(y=\frac{M}{20}\)である。これを効用関数に代入して
\(U=\frac{M}{4}×\frac{M}{20}\)
\(U=\frac{M^{2}}{80}\)
 \(U=125\)より
\(125=\frac{M^{2}}{80}\)
\(M^{2}=10000\)
\(M=100\)

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公務員試験過去問研究
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