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2022 国家総合職 大卒 基礎能力 No.14

 1 ~ 7 のいずれか異なる数字が背中に書かれたゼッケンを付けているA~Fの6 人がいる。A~Fは,自分の付けているゼッケンの数字を見ることはできないが,他の人が付けているゼッケンの数字を見ることはでき,ゼッケンの数字についてそれぞれメモを取った。A,C,D,E,Fのメモが次のとおりであり, 6 人は自分が書いたもの以外のメモを見ることができないとき,Bのメモの内容を示す(  )に確実に当てはまるものとして最も妥当なのは次のうちではどれか。
 なお, 1 ~ 7 の数字のうち,使用されない数字が一つある。

A:Cのゼッケンの数字からEのゼッケンの数字を引くと正の偶数になる。
B:(              )
C:Dのゼッケンの数字は,Fのゼッケンの数字の倍である。
D:Aのゼッケンの数字は素数である。
E:A,B,C,D,Fのゼッケンの数字のうち,奇数は二つだけである。
F:他の5 人の数字から,自分のゼッケンの数字が最も小さいと分かった。

1.AとCのゼッケンの数字を足すと10 になり,CとDのゼッケンの数字を足すと9 になる。
2.AとEとFのゼッケンの数字は連続している。
3.他の5 人の数字から,自分のゼッケンの数字はFのゼッケンの数字より大きいと分かった。
4.CとEのゼッケンの数字を足したものは,DとFのゼッケンの数字を足したものより大きい。
5.DとEのゼッケンの数字を足すと7 になり,DよりもEのゼッケンの数字が大きい。

正答 4

Fのメモより、Fのゼッケンは1または2である。F以外のものが1となる可能性はない。
つぎに、Cのメモより、Dのゼッケンは2または4である。Aのメモより、Cのゼッケンの数字の方がEのゼッケンの数字が大きく差が偶数であるので、Eのゼッケンの数字は7、6ではない。また、Cのゼッケンが2はない。

次にEのメモについて考える。1~7の間に奇数は全部で4つある。A、B、C、D、Fのゼッケン中に奇数が二つということは、Eのゼッケンが奇数で、さらに奇数が一つ使われていないことになる。逆に言えば偶数はすべて使われているので、Fの順位は2位となり、1の数字が使われていないことになる。Cのメモより、Dのゼッケンの数字は4となる。

つぎにAの発言と、Eのゼッケンの数字が、3と5しか可能性が無いことから、Cのゼッケンの数字は、5または7である。以上を表に入れるとBのゼッケンの数字6が確定する。

ここで選択肢から当てはまるものを選ぶと4が正答となる。

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公務員試験過去問研究
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