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2022 国家総合職 大卒 基礎能力 No.30

 東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会に関する記述として最も妥当なのは
どれか。

  1. オリンピック競技大会メダルのデザインは,裏面は競技大会ごとに異なるが,表面は国際オリンピック委員会により,コロッセウムに立つ勝利の女神ヴィーナス像の要素を含めた構図と規定されている。また,メダルは2012 年のロンドン大会以降,いわゆる都市鉱山から作ることとされており,今回も,携帯電話等のレアメタルを原材料として,日本国内の民間企業で鋳造された。
  2. 東京2020 オリンピック競技大会とパラリンピック競技大会の開会式当日,航空自衛隊のブルーインパルスは,国立競技場の上空に,五輪マークと,赤・白・黄の3 色から成りパラリンピックのシンボルマークであるスリーアギトスを,カラースモークでそれぞれ描いた。ブルーインパルスはこのほか,選手団を受け入れたホストタウンに対し敬意と感謝の意を表するため,両大会期間中,日本全国のホストタウンの上空を飛行した。
  3. 東京2020 オリンピック競技大会で復活・追加された競技は,野球・ソフトボール,スポーツクライミング,空手,サーフィン,スケートボードの5 競技であった。このうち日本は,復活した競技である野球・ソフトボールで金メダルを獲得したほか,新たに追加されたスケートボードと空手でも金メダルを獲得した。同大会で日本が獲得した金メダル数とメダル総数は,共に史上最多となった。
  4. 東京2020 オリンピック競技大会は,新型コロナウイルス感染拡大によって延期となり,2021 年に開催された。東日本大震災から10 年の節目となることを理由として「復興五輪」と位置付けられ,岩手県,宮城県,福島県,茨城県においては有観客で開催され,北海道と静岡県では学校連携による観戦のみが行われた。一方,東京2020 パラリンピック競技大会では,新型コロナウイルスワクチン接種証明書を提示をした者に限り,現地での観戦が認められた。
  5. パラリンピック競技大会は,国際障害者年に初めてオリンピックと同年同都市の開催が提唱されたことを受け,障害者の権利保障を目的に始められた。東京2020 パラリンピック競技大会の正式種目であるボッチャは,重い障害がある者向けに日本で考案された競技であり,赤と青のボールを投げ合い,白い的球(ジャックボール)にいかに近づけられるかを競うものである。

正答 3


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