スポンサーリンク

2022 国税専門官 財政学 No.29

 ある国では,所得額が300 万円以上の者について,300 万円を超える分の所得に対して,一律20 % の税率で所得税を課し,一方で所得額が300 万円以下の者には所得額から300 万円を引いた額に対して一律50 % の税率で「負の所得税(税による給付)」を課している。このとき,所得額が200 万円の者と500 万円の者との課税後所得額の差はいくらか。

1. 120 万円
2. 150 万円
3. 180 万円
4. 210 万円
5. 250 万円

スポンサーリンク

正答 4

所得が200万円のものは、(200-300)×0.5=-50より
所得税は-50万円となる。−50万円の税は、50万円を給付することになるので課税後所得額は250万円である。
所得が500万円のものは、(500-300)×0.2=40より
所得税が40万円課される。したがって460万円が課税後所得額である。

その差は460-250=210万円

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました