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2022 皇宮護衛官(高卒) No.17

 ある水槽には、大小2 本の給水管A、Bと、排水管Cが付いている。これについて、次のことが分かっているとき、満水の水槽をCを使って空にするまでに掛かる時間として最も妥当なのはどれか。
ただし、Aにより給水できる量、Bにより給水できる量、Cにより排水できる量は、水槽の水の量にかかわらず、それぞれ一定である。
 
○ 水槽の水が半分の状態からAによる給水とCによる排水を同時に行うと、6 時間で満水になった。
○ 水槽が満水の状態からBによる給水とCによる排水を同時に行うと、8 時間で空になった。
○ 水槽が空の状態からAによる給水で満水になる時間と、水槽の水が半分の状態からBによる給水で満水になる時間は等しかった。


1. 1 時間
2. 1 時間30 分
3. 2 時間
4. 2 時間30 分
5. 3 時間

 

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正答 5

 1時間でAが給水できる量を\(a\)、Bが給水できる量を\(b\)、Cの排水量を\(c\)とする。
また、水槽全体の水の量を1とする。

一つ目の条件より、
\((a-c)×6=\frac{1}{2}\)
二つ目の条件より
\((c-b)×8=1\)
三つ目の条件より
\(a=2b\)

この方程式を解くと\(c=\frac{1}{3}\) となる。つまり、\(c\)は1時間に全体の\(\frac{1}{3}\)を排水できるので、\(c\)が水槽を空にするまでの時間は3時間である。

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公務員試験過去問研究
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