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2022 皇宮護衛官(高卒) No.38

物価に関する記述として最も妥当なのはどれか。

  1. 物価水準を表す指標である物価指数のうち、消費者が企業から購入する財・サービスを対象とするものを企業物価指数という。
  2. 物価が持続的に上昇する現象をインフレーションといい、需要が供給を上回る場合のほか、原材料費や人件費が上昇する場合にも発生する。
  3. 物価が持続的に下落する現象をデフレーションといい、それが発生すると、住宅ローンなど資金を借りている人にとっては返済の実質的負担が軽くなる。
  4. 物価の持続的な下落が企業の倒産や失業者の増加につながり、それが更なる物価の下落を招くような悪循環をもたらして景気停滞が長期間続く現象をスタグフレーションという。
  5. 景気回復のため、中央銀行が全体の通貨量(マネーストック)を増やした結果、物価が上昇し、短期間で急激に景気停滞から脱する現象をデフレスパイラルという。
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正答 2

  1. 誤り。「消費者物価指数」の説明である。
  2. 正しい。需要が供給を上回る場合のインフレーションを、デマンド・プル・インフレといい、原材料費や人件費が上昇する場合のインフレーションを、コスト・プッシュ・インフレという。
  3. 誤り。デフレーションが発生すると、貨幣価値が上昇するので、住宅ローンの返済負担が重くなる。
  4. 誤り。これは、「デフレスパイラル」の説明である。
  5. 誤り。そもそも物価が上昇しているので、デフレではない。
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公務員試験過去問研究
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