中央地方関係の類型に関するA~Dの記述のうち、妥当なものを選んだ組合せはどれか。
A 中央地方関係は、従来からヨーロッパ大陸型と英米型に大別され、それぞれフランス、イギリスを原型とし、ヨーロッパ大陸型は分権・分離型の地方自治、英米型は集権・融合型の地方自治と称されている。
B 分権・分離型の地方自治では、地方政府の事務権限は、法律により明示的に授権され、また、授権された事務権限の範囲をめぐる訴訟が多くみられ、地方政府に対して立法統制と司法統制が行われている。
C 集権・融合型の地方自治では、歴史的に絶対専制君主や貴族らの勢力が強力であったため、近代国家の形成に当たり封建時代の地域区分をそのまま全て容認し、地方行政区画に設定するとともに、その地方行政機構に自治権を付与している。
D 集権・融合型の地方自治では、中央政府に内政の総括官庁としての内務省が設置され、そこから官吏として派遣された地方総合出先機関の地方長官が、中央政府の各省が所管する事務を一元的に調整して執行している。
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 B D
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正答 5