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2022 特別区Ⅰ類(事務) 行政学 No.49

 シュタインの行政学に関する記述として、妥当なのはどれか。

  1. シュタインは、物質的資財とともに、国民の労働力、才能も含んだ国家資財を維持、増殖することを目的とした警察学を、財政学から分化させた。
  2. シュタインの行政学は、官房学的行政学の集大成と位置付けられ、アメリカ行政学の形成に、直接的に強い影響を及ぼした。
  3. シュタインは、国家をあらゆる個人の意思と行為が1 つの人格にまで高められた共同体であるとし、階級による不平等を抱えた社会に国家が対立することはないとした。
  4. シュタインは、国家は憲政と行政の2 つの原理から成り立ち、憲政は国民の参加により国家意思を形成する過程であり、行政は国家意思を実現する過程であるとした。
  5. シュタインは、憲政なき行政は無力であるとし、憲政と行政の関係は一方向的であり、行政に対する憲政の絶対的な優越を説いた。

正答 4

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公務員試験過去問研究
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