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2022 特別区Ⅰ類(事務) 経営学 No.38

 人的資源管理に関する記述として、妥当なのはどれか。

  1. フレックスタイム制とは、業務の性質上、その遂行方法等を労働者の裁量に委ねる必要がある場合に、実際に労働した時間とは関わりなく、労使協定等で定めた時間を働いたとみなす制度である。
  2. ジョブ・ローテーションとは、労働者にいくつかの職務を定期的、計画的に経験させ、適性を把握する方法であり、経営管理者の育成を目的とすることはない。
  3. ワークシェアリングとは、労働者間で仕事を分かち合うことによって、雇用の維持、拡大をする考え方であり、雇用維持型、雇用創出型、多様就業対応型などの類型がある。
  4. OJTとは、従業員が個人の意思で能力開発に努めることであり、企業が費用負担等の支援をする場合もある。
  5. 目標管理制度とは、各従業員が自己の具体的な達成目標は設定せず、組織目標の達成度を評価する制度である。

正答 3


  1. 誤り。フレックスタイム制とは、総労働時間は決まっており、その時間の中で始業時刻、終業時刻を労働者が決定することができる制度。これはみなし労働時間制の説明。
  2. 誤り。経営管理者の育成を目的とすることも多い。
  3. 正しい。
  4. 誤り。先輩や上司が実際の業務の中で後輩を指導することである。個人の意思での能力開発ではない。
  5. 誤り。従業員が目標を設定する。
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公務員試験過去問研究
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