次の図のように、直線STに点Aで接する円Oがある。線分BDは円Oの直径、弦CDは接線STに平行である。弦ACと直径BDの交点をEとし、線分ABの長さが4 ㎝、∠BASが30°のとき、三角形CDEの面積はどれか。
1 \(6cm{2}\)
2 \(6\sqrt{3}cm^{2}\)
3 \(8\sqrt{3}cm^{2}\)
4 \(9\sqrt{3}cm^{2}\)
5 \(12\sqrt{3}cm^{2}\)
正答 2
次のようにAとDを結ぶ
∠BAS=30度より、∠BDA=30度 (接弦定理)
また、∠BAD=90度 (円周角の定理)、∠DAT=60度
よって、∠ABD=60度、円周角の定理より、∠ACD=60度
CDとSTが平行であることより、∠DAT=∠CDA=60度であるから
∠CDE=30度、円周角の定理より、∠EAB=30度、∠DAE=60度
∠BEA=90度となる。
ここで、AEの長さは三平方の定理より、
\(2:\sqrt{3}=4:AE\)であるから、
\(AE=2\sqrt{3}\)
三平方の定理より、
\(AE:ED=1:\sqrt{3}\) であるから、
\(ED=2\sqrt{3}×\sqrt{3}=6\)
よって三角形AEDの面積は、\(6×2\sqrt{3}×\frac{1}{2}=6\sqrt{3}\)
三角形AEDと三角形CEDは合同なので、三角形CEDの面積も\(6\sqrt{3}\)となる。