次の表から確実にいえるのはどれか。
- 平成29年の「あかまつ・くろまつ」の素材生産量の対前年減少率は、令和元年のそれより小さい。
- 平成27年の「すぎ」の素材生産量を100としたときの令和元年のそれの指数は、115を上回っている。
- 平成27年から令和元年までの5 年における「ひのき」の素材生産量の1 年当たりの平均は、2,650千m3を上回っている。
- 表中の各年とも、「からまつ」の素材生産量は、「えぞまつ・とどまつ」の素材生産量の1.9倍を上回っている。
- 令和元年の「えぞまつ・とどまつ」の素材生産量の対前年増加量は、平成29年のそれを上回っている。
正答 3
1 誤り。大きいものを小さいもので割った方が計算が楽なので、678÷641=1.05・・・、628÷601=1.04・・・、として計算をすると、平成29年の方が変化率が大きい。
2 誤り。令和元年は12736、平成27年は、11226なので、その差は1510である。平成27年の実数が10000程度なら、指数にして15の差は実数の差は1500となるので、大体そのようなことがいえるが、平成27年は12736もあるので、実際の指数の差は15に及ばないことが推測できる。
3 正しい。2650を下回っているのが、平成27、28年であり、平成27年は約290、平成28年は90であり、合計380である。それに対し上回っている量を計算すると、平成29年が約110、平成30年が約120、令和元年が約315であり、合計で550程度もあるので、平均は明らかに2650を超えていることがわかる。
4 誤り。平成27年から30年までは、からまつはえぞまつ・とどまつの2倍以上なので、令和元年を計算すると、2217÷1188=1.86・・・となり19倍を上回っていない。
5 誤り。平成29年の増加量は77、令和元年は74なので、平成29年の増加量の方が多い。