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2022 特別区Ⅰ類(事務) 教養No.22

次の表から確実にいえるのはどれか。

  1. 表中の各年のうち、イギリスの政府開発援助額が最も多いのは、2015年である。
  2. 2015年のドイツの政府開発援助額を100としたときの2019年のそれの指数は、130を下回っている。
  3. 2016年のフランスの政府開発援助額は、2018年のそれの70%を下回っている。
  4. 2019年の日本の政府開発援助額は、2016年のそれの1.2倍を下回っている。
  5. 2017年において、ドイツの政府開発援助額の対前年増加額は、アメリカの政開発援助額のそれを上回っている。
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正答 4

1 誤り。2015年と比較して、2016年は2.7%低下しているが、2017年にはプラス0.3%。2018年はプラス7.5%も増加しているので、細かな計算をしなくても2018年は、2015年よりも大きいと推測できる。

2 誤り。2015年のドイツを100とすると、2016年は137.9となる。その後も1.1%、2.7%と増加しており、2018年には140を超えていることは容易に推測できる(1%が大体1.4くらいのため)。そこから、2019年に6%落ちたとしても130は越えているはずである。

3 誤り。2016年を100とすると、2018年は近似法で計算して131くらいである。131の70%は90程度であるが、2016年は100としておりそこまで少なくはないことがわかる。

4 正しい。2017年には、2016年に対して10%増加しているが、2018年に、12.2%低下しているので、2018年の数値は、2016年よりも少なくなっている。したがって、2019年に16.5%増加しても、2016年の1.2倍(120%)以上となることはあり得ない。

5 誤り。与えられたデータでは異なる国の間での、増加額の比較はできない。

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公務員試験過去問研究
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