スポンサーリンク

2022 特別区Ⅰ類(事務) 社会学 No.52

 都市に関する記述として、妥当なのはどれか。

  1. フィッシャーは、都市について、人口の集中している場所と定義し、都市では同類結合が容易になるため、非通念的な下位文化が生み出されやすいという特徴があるとした。
  2. ワースは、都市について、社会的に同質な諸個人の、相対的に大きい、密度のある、永続的な集落と定義し、都市に特徴的な集団生活の様式をアーバニズムと呼んだ。
  3. バージェスは、都市は中心業務地区から放射線状に拡大する傾向があり、中心業務地区から外へと、労働者住宅地帯、中流階級住宅地帯、通勤者地帯、遷移地帯の順に、同心円状に広がるとした。
  4. ハリスとウルマンは、家賃を指標に収入階層ごとの居住地域の分布を調査した結果、都市の成長に伴い、同じタイプの地域が鉄道路線や幹線道路などの特定の軸に沿って、セクター状に広がっていくとした。
  5. ホイトは、都市の土地利用のパターンは単一の中心の周囲ではなく、複数の核の周囲に構築されるとし、都市が成立した当初から複数の核が存在する場合と都市の成長と移動に伴い複数の核が生み出される場合があるとした。

 

正答 1

スポンサーリンク
島本昌和をフォローする
スポンサーリンク
公務員試験過去問研究
タイトルとURLをコピーしました