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2022 特別区Ⅰ類(事務) 教養No.12

 A~Eは、それぞれ商品を売っており、5 人の間で商品を売買した。
全員が2 人以上の者に商品を売り、同じ人から2 品以上買う人はいなかった。また、5 人とも、売った金額も買った金額も500円であり、収支はゼロだった。次のア~キのことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。ただし、商品の価格は全て100円単位で端数がないものとする。

ア Cは、AとEそれぞれに100円の商品を売った。
イ Bは、Dに200円の商品を売った。
ウ Bが商品を売った相手は、2 人だった。
エ Eは、Bに100円の商品を売った。
オ Dは、Aから300円の商品を買った。
カ Dは、他の全員に商品を売った。
キ 400円の商品と100円の商品の2 品だけを売った人は、1 人だけだった。

1 Bは、Aに商品を売らなかった。
2 Cは、Bに200円の商品を売った。
3 Dは、Aに100円の商品を売った。
4 Dは、Eに100円の商品を売った。
5 Eは、Cに商品を売らなかった。

正答 3

条件を表にまとめると次のようになる。

CはBに300円の商品を売ったことが分かる。つぎに、Dは他の全員に売っているが、Bはここまでですでに400円分買っているので、Dからは100円分の商品を買ったことになる。

 ここで、Dは全員に売っていることから、キの条件の400円の商品と100円の商品を売ったのは、Eということになり、また、C以外はここまでで200円以上の買い物をしていることが明らかなので400円の商品を買ったのはC以外にはない。

つぎに、Bが売った相手は2人なので、BかEのどちらかになるが、Eに売ったとすると、Eの買った額が600円となってしまう。したがってBはAに売ったことになる。

あとは、表を埋めると以下の様に確定する。

正答は3である。

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公務員試験過去問研究
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