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2022 特別区Ⅰ類(事務) 教養No.29

法の分類に関する記述として、妥当なのはどれか。

  1. 条約は、国家間で合意された国際法であり、条約には国連憲章や日米安全保障条約などがある。
  2. 公法は、国家と私人の権力関係や、私人相互の関係を公的に規律する法であり、公法には刑法や民法などがある。
  3. 社会法は、国家や地方公共団体相互の関係を規律する法であり、社会法には地方自治法や国家公務員法などがある。
  4. 自然法は、長い期間繰り返され、定着された行動や振る舞いがルールとなったものであり、自然法には慣習法などがある。
  5. 成文法は、権限に基づく行為により定められ、文書の形をとった法であり、成文法には判例法などがある。

正答 1

  1. 正しい。
  2. 誤り。公法は国家と私人の関係を規律するもので、私人間の関係を規律するのは私法である。民法は私法である。
  3. 誤り。社会法はとは、医療・福祉・衛生・労働などに関する法の総称である。
  4. 誤り。これは慣習法についての記述である。自然法とは自然界にもともと存在すると考えられている法律である。
  5. 誤り。成文法は法律の形で文章として示されたものをいう。判例法は不文法である。
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公務員試験過去問研究
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