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2022 特別区 経験者1級職 No.17

次の表から確実にいえるのはどれか。

  1. 表中の各年とも、アメリカの温室効果ガス排出量は、日本の温室効果ガス排出量の5 倍を上回っている。
  2. アメリカの温室効果ガス排出量の2008年に対する2013年の減少量は、ドイツの温室効果ガス排出量のそれの12倍を下回っている。
  3. 2003年において、表中の5 か国の温室効果ガス排出量の合計に占めるロシアのそれの割合は、15%を下回っている。
  4. 2008年において、カナダの温室効果ガス排出量を100としたときの日本のそれの指数は、180を上回っている。
  5. 表中の各国のうち、1998年に対する2018年の温室効果ガス排出量の増加率が最も大きいのは、カナダである。
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正答 4

  1. 誤り。2013年の日本の値を1400として5倍すると7000となり、アメリカの値は日本の5倍に満たないことがわかる。
  2. 誤り。ドイツの減少量は、およそ35である。12倍すると420である。アメリカの減少量は440くらいであるので、アメリカの減少量は12倍を上回っている。
  3. 誤り。ロシアの値は2000くらいであるが、これが全体のおよそ15%以下となるためには、全体の値が大体13000を超えている必要がある。2003年における各国の合計は、ざっくり足してみても13000には到達しないことがわかる。したがって、ロシアの割合は15%を超えている。
  4. 正しい。722を1.8倍すると1299.6なので、日本の値はカナダの1.8倍を上回っている。
  5. 誤り。増加しているのは、ロシアとカナダのみである。ロシアの増加分は、340程度、カナダの増加分は、36程度である。増加率は
    ロシア\(\frac{340}{1879}\) カナダ\(\frac{36}{693}\)
    分子はほぼ10倍の差であるが、分母は3倍弱なので、明らかにロシアの増加率の方が大きい。
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公務員試験過去問研究
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