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2023 刑務官 No.20

表は、ある国の2015~2020 年の穀物(米、小麦)と肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)の生産量の推移を示したものである。これから確実にいえることとして最も妥当なのはどれか。

  1. 2015 年の「穀物生産量」を100 とした指数でみると、2020 年の「穀物生産量」の指数は、75を下回っている。
  2. 2019 年において、「米」の対前年減少量(絶対値)は、「小麦」のそれを下回っている。
  3. 「肉類生産量」に占める「豚肉」の割合は、全ての年で8 割を超えている。
  4. 2016~2020 年において、「鶏肉」の対前年増加量が最も多いのは、2017 年である。
  5. 「牛肉」の2015 年に対する2017 年の増加率は、「豚肉」のそれより大きい。
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正答 5

計算しやすいものから、考えると

  1. 指数で100から75への変化は、4分の1減少したことを意味する。2015年の穀物生産量は17,121であるから、その4分の1は4,000以上である。しかし、表を見ると2015年から2020年への変化はわずか3000程度なので、誤りとなる。
  2. 数値がそれぞれ近くてきちんと計算しなくてはならなそうなので計算は後回し。
  3. 肉類生産に0.8を掛けて、豚肉とどちらが多いか比較する。2015年の肉類生産に0.8を掛けると1,600を超えるので、豚肉の割合が8割を超えているとはいえない。
  4. 2017年は36の増加である。しかし、2022年は42の増加であるのでこちらのほうが大きい。
  5. 2015年の牛肉を10倍、2022年の牛肉を10倍すると豚肉と比較しやすい(増加率なので両方とも10倍しても値は同じである)。2015年の牛肉は豚肉よりも少なく、2022年の牛肉は豚肉よりも多い。したがって、牛肉の方が増加率は大きい。


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