国際情勢に関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 2023 年3 月、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の参加国が、英国の加入を認めた。TPPは、モノの関税だけでなく、サービスや投資の自由化などを進める経済連携協定で、同年4 月現在、中国や台湾などが加入を申請している。
- 2023 年4 月、スウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。同国はロシアと千km以上にわたり国境を接しており、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、加盟を申請していた。同時に加盟を申請していたフィンランドは、米国とトルコの反対を受け、申請を撤回した。
- 国連は、2023 年中にインドの人口が中国を抜いて世界最多になると発表した。中国は、一人っ子政策を継続して人口増加を抑制している一方、インドは、移民の受入れにより人口増加が続いている。世界の人口は、アフリカ地域などの人口増加により、2022 年に100 億人を超えた。
- 主要国首脳会議(G7 サミット)は、米国、中国、ロシアなどの7 か国とEU の首脳が参加する国際会議である。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、2023 年5 月に開催されたG7 広島サミットにおいては、ロシアのG7 サミットへの参加停止について議論された。
- パリ協定は、気候変動問題に関する国際的な枠組みで、先進国のみを対象に、温室効果ガスの排出削減の努力を求めている。米国は、トランプ政権において2017 年にパリ協定に参加したが、バイデン政権においてはパリ協定からの離脱を発表し、2022 年に正式に脱退した。
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正答 1