我が国の経済情勢に関する記述として最も妥当なのはどれか。
- 2022 年10 月、米ドル対円相場は円安が進み、1980 年代半ばのプラザ合意直後の水準である1 ドル110 円台となる円安・ドル高となった。
- 2022 年12 月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比で4.0 % 上昇し、第2 次石油危機の影響が残る1980 年代前半以来の上昇率となった。
- 2022 年の我が国の貿易収支は黒字であったものの、経常収支は同時多発テロの影響が残る2000 年代前半以来の、10 兆円を超える赤字となった。
- 2023 年4 月、日本銀行は、低金利政策を改め、主要国の中央銀行の施策に連動する形で政策金利の利率を5 % に引き上げ、2000 年代後半のリーマン・ショック直後と同じ金利水準とした。
- 2023 年5 月、新型コロナウイルス感染症の「5 類感染症」への移行直後、日経平均株価は、1980 年代末のバブル経済期に記録した史上最高値を超える5 万円台に急騰した。
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正答 2
1 誤り。プラザ合意直後は220円程度。
3 誤り。貿易収支は赤字になることもあるが、第一次所得収支が大きく黒字のため経常収支は黒字である。
4 誤り。政策金利は1%弱であり、低金利政策は改められていない。
5 誤り。日経平均は4万円すら超えていない。